「Tシャツ」「デザイン」「体験」で町内外を盛り上げる。-TCC(田口カルチャークラブ)

「地元の子どもたちが楽しめる何かができないか?」そんな仲間の一声で始まったTCC(田口カルチャークラブ)。一緒に設楽で育ってきた幼馴染、結婚を機に設楽にやってきた人。いろんなキッカケで繋がった人で集まって2018年ごろから活動しています。主な活動内容は、シルクスクリーンという製法でのTシャツ作り。商工祭やオリエンテーリングフェスタで、地域の子どもたちや設楽町に遊びに来た人に向けてシルクスクリーン体験を提供しています。また設楽町内外からTシャツの発注をいただくことも。デザインから製版、プリントまですべて自分たちで行い、販売しています。

シルクスクリーン体験というめずらしさと、シンプルながらパンチのあるデザインは毎回好評。【設楽町田口のグルメ「田口塩鶏」のPR】【観光協会と連携したオリジナルトートバッグ制作】【あの居酒屋チェーン店のスタッフTシャツ】……など活躍の場を着々と広げています。モットーは「自分たちが楽しいと思うことを継続していく」。現在も週に1度仲間と集まり、作業や企画ミーティングなどを行っています。

「地域イベントに参加して来場者や出展者との交流を深め、それが町の活性化に繋がれば嬉しいです」(メンバーより)

【TCCの仲間たち】頼れる存在YUKI/デザイナーMOTO/ダークホースつっけ/軽いフットワークDAISUKE/最強のイエスマンAKITADA/ブレない男NAKANO/若手のホープKOUSUKE/一番のしっかりものさきちゃん

関係人口創出に取り組む設楽町でフィールドワーク-中京大学総合政策学部・桑原ゼミのみなさん

中京大学総合政策学部にて、地域自治や制度、地域課題を専門に学んでいる桑原ゼミのみなさん。ゼミ活動の一環として毎年設楽町を訪れ、地域活性や空き家対策のための聞き取り調査や政策提案を行っています。生の声や現場に触れられる機会はみなさんにとって貴重な機会です。

またみなさんにとっての設楽町の楽しみはもう一つ。地域おこし協力隊の戸上直哉さん・麻美さんとの交流です。「オリエンテーリングを通じて設楽町内外に人の流れを作り、活性化を目指す」という戸上さんの目標に共感し、オリエンテーリングイベント当日の運営ボランティアにゼミ生たちが参加しています。戸上さんと学生たちで地域活性化をテーマにした意見交換会等も実施しています。地域おこし協力隊の活動に関心が高い学生さんも多く、設楽町で感じた課題や今後の可能性を話される戸上さんの話にはいつも聞き入っています。

写真は戸上さんの活動の一環である古民家リノベーションを手伝っているところ。この日は漆喰塗りに取り組みました。

「学生には、地域課題解決に繋がるヒントを設楽町で見つけて欲しいと思っています。空き家対策や地域活性化に関する政策提案は今後も継続し、また提案にとどまらず実現に向けても動き出したいと考えています」(中京大学 桑原教授)

 

高校生が地元就職の魅力を知る機会創出 ー 田口高校お仕事フェア

きっかけは地元建設業の経営者の声でした。「地元の高校生は卒業するとほとんど町を離れてしまう。ところが我社は人材不足に悩んで他地区の人に呼びかけている。このミスマッチを解消できないものか」。

そこで地元田口高校に働きかけ、高校生の総合学習の一環として地元企業の魅力を知ることができる合同企業展のイベントを企画。高校の先生たちの協力のもと、2015年に『第一回 田口高校お仕事フェア』が開催されました。抽選方式で16の企業や団体が参画し、高校生に地域で働く人たちの使命感やかっこよさを伝えました。

生徒だけでなく保護者や地元中学の先生たちも見学に訪れました。テレビや新聞などのマスコミにも取り上げられ、2年目からは設楽町・東栄町・豊根村の北設エリアの中学生(2年生)と、田口高校の敷地に併設されている豊橋特別支援学校山嶺教室の生徒も参加。参画した地元企業は働く意義を伝え、生徒たちはこれまで知ることのなかった地元企業へのイメージアップにつながりました。一度進学などで地元を離れた若者たちが、やがてUターン就職するキッカケづくりにも寄与しています。

企業からも学校からも生徒からも継続の声をいただき、現在(2022年)まで6年連続で開催されています。実際に就職実績も創ることができました。将来を担う若者だけでなく、この地域で働く人たちにとっても、自分たちの職やキャリアに誇りを持つ機会になっていくことを願っています。